2019/10/08

社長挨拶



私が馬嶋屋に入社したのはちょうどバブル崩壊後でした。 そして若干20歳の私に馬嶋屋の未来を託されました。

事業を受け継いだ時は、製菓機械がメインの店舗でしたが、製菓機械の需要が減っ ていくことを肌に感じ、製菓機械の専門店から製菓機械器具の専門店への転換を決めました。

当初は、菓子道具の使い方はおろか、お菓子そのものについてもわからないことだらけでしたが、お客様からの要望があればそれに応えるために奔走して探し出し、時にはお客様や業者の方から菓子道具の使い方を教わったりして、お菓子について一から真摯に 学びました。

また機械の修理や設置も何度も失敗しながら身につけ、お得意様からの信頼も回復 しました。

その時の経験から、スタッフには失敗を恐れず、むしろ失敗こそが自分を成長させてくれる糧と思って何事にもチャレンジし、楽しみながら上達していくことの大事さを伝えています。それは、私自身が以前、スキー指導者でもあったため、楽しく練習してもらい上達の嬉しさを共に喜ぶことができるのが好きだったということが現在にも繋がってるのかと思います。

その後、菓子道具の品揃えを細分化し、雑誌媒体を使うなど積極的なブランディングをスタートさせ、時代に合わせてカタログ通販・インターネットショッピングも始めるなど販路を広げてまいりました。

方向転換は馬嶋屋としては大きなチャレンジであり、非常に苦労も伴いましたが、現状打破に向けスタッフ一丸となって取り組みました。

馬嶋屋の信用は個人の資質と言っても過言ではないと思います。

私も含めスタッフ全員が一生懸命に向き合った結果、お客様に喜んでいただく事は今も昔も変わりません。

常にお客様・スタッフ・下請け業者の事を大切に捉え、偏見なく公平な判断のもと、長くお付き合いさせていただく事を望んでおります。

好きな事を一生懸命やる!

それは仕事かもしれないし趣味かもしれない大切な時間。

馬嶋屋はそれを大事にしたいと思っています。

合資会社 馬嶋屋菓子道具店
代表 吉田 友重

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