2020/07/15

菓子木型職人 大河原 仁



菓子木型職人大河原仁
和菓子練りきり用三角べらを彫る様子

10代のころ栃木県にて仏具の彫り師として歩み出した大河原仁氏。木彫り職人としての修行を積む傍らで、菓子木型も手掛けていたそうです。


馬嶋屋との出会いは行商から

菓子木型に使われた彫刻刀
木型職人が愛した彫刻刀

昭和20年代、手掛けた菓子木型を販売するため、遠く栃木からかっぱ橋まで行商に来ていたところ、馬嶋屋菓子道具店としての現在の屋号の初代吉田三郎が声をかけ馬嶋屋の専属の「菓子木型職人」として雇い入れたのが馬嶋屋との出会いでした。

吉田三郎氏から菓子道具や製菓機械の知識を学び、菓子木型を彫りながらその後の後身の指導にもあたって頂きました。


彫りの技術は同業からも信頼を置かれるほど

練りきり菓子木型 丸鯛
練りきり丸鯛を彫り出している様子

菓子木型の技術においては、有名店からもご好評頂くほど。その型抜けの良さとお客様のご希望のグラム数をピタリと彫り出す技術は、かっぱ橋の同業者からも依頼を受けるほどの一級品でした。


ものづくりの精神、先人と木型職人の想い

和菓子干菓子用木型

急な病気で入院する寸前まで、馬嶋屋店舗の一角で木型を彫り続けた大河原仁氏。

その姿を見続けた現社長を始めとする馬嶋屋スタッフは、木型職人や先人たちのモノづくりに対する想いを受け継ぎ後世へ伝え続けていきます。

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