木型製作所

Interview

馬嶋屋で木型を彫って60年以上 木型職人 大河原 仁氏

 

木型は注文生産で、下絵から手作りします。

 

その精巧さは、腕の見せ所ですよ。

 

昔のように、結婚式の引き出物に大きな押し物の菓子が使われることも

少なくなり、お茶席用の小さい菓子が、増えました。

 

大きな和菓子屋さんから、街の小さなお店まで、

注文を下さるお客様は、全国にいらっしゃいます。

 

大きな所からですと、いちどに同じ型を5丁作ってほしい、

といった調子で注文がありますから、出来あがりの大きや、目方い狂いのないよう注意しなくちゃなりません。

 

下絵を正確に作るのはもちろんのことで、彫りも全部同じにしないと。

これはもう、長年の勘としか言いようがないんですよ。

 

ただ、こういった注文は、最近は減り、1丁でやらせて頂く型の方が多いと思います。

 

こうやって店頭で仕事をするのも、お客様とお互い納得するまで、話しができるからです。

 

意匠の確認に、資料をお見せしたり、実際に絵を書いてみたり・・・。
奥にいて、又聞きでやったのでは、間違いのモトですからね。

 

1丁でも5丁でも、注文を受けて1つ1つ作る手間暇には、変わりありません。

 

木型の職人は、ずいぶん減りましたが、お客様の注文通りの出来映えになるよう、 この場所で仕事を続けていきますよ。

 

 


 


 


 


 


 


 

 

 

 

店長 吉田氏より

 

大河原氏は、すでに馬嶋屋で60年以上彫ってまして、私が入社してからずっとそばで見てますが、木型のクレームは一度もないほど腕が良いです。

 

以前、自分もチャレンジしようと彫刻刀と砥石を買って(彫刻刀も砥石も1mmいくらの高級品!)教えてもらったのですが、初めの、道具を砥石で研ぐ時点でくじけそうになりました・・。

 

砥ぎで数年と言われているように、そう簡単にはいきません。

 

やっと切れるようになったノミで、いざ彫ろうと思ったらこれがまたコツがあって、ただ押しててはダメで押しながら回すという究極の技術を教わりました。

 

それでも木はボロボロ、山はガタガタで、やっぱり職人さんは簡単そうに黙々と作業していますが、改めて尊敬しました。

 

それでも、私が彫った木型は、無事外国人のお客様に売れました!←大河原氏に手直ししてもらってですが。

 

毎日、ご注文のお客様が訪れますが、何が一番すごいかと言いますと、お客様のご希望通りの重量(お菓子の出来上がり)で仕上げてしまうのです。

 

これは長年の勘ってヤツです。

 

ゲス(木型の上の部分)は穴を開けるため、ノミを木槌でガンガン叩きますが、これも素人がやってしまうと簡単に木が割れてしまうそうです。

 

長い年月、木と付き合ってきた職人さんが出来る芸術で、またその木型を使って、お菓子屋さんがお菓子に命を吹き込むんだなと感じてしまいました。

 

 

ご注文方法

 

お電話で、大河原氏と直接打ち合わせをお願いいたします。

メールでのやりとりですと、間に他のスタッフが介してしまうので、ご遠慮いただいております。
一番確実なのは、店舗で直接お話しをして詳細を詰めて頂くのがスムーズです。


ご注文の際には原稿と希望出来上がり重量(お菓子)をお伝え下さい。

 

すべて手作りのため納期は約1ヶ月かかります。

 

■素材      桜
■サイズ     お客様のご希望
■出来上がり重量 お客様のご希望

 

お問い合わせ:03-3844-3850

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